託児所と保育所は、子供を預かり世話をするという点は同じですが、審査の有無や保護者が仕事をしているかどうかという点が異なります。また、働く際に資格が必要かどうかも異なります。
託児所には、子供を預けるための特別な条件はありません。子供の一時的な預かりを目的に運営されている認可外保育施設です。主に、企業や病院、デパート、駅構内などで運営されています。託児所には、保護者が短時間世話できない間預かる一時預かり保育と、長期間預かる月極保育の2種類が存在します。一時預かりは急な仕事やリフレッシュ目的などで預ける人が多く、月極保育は認可保育園などの審査に通らなかった保護者が仕事中に預けることが多いです。
一方、保育所に子供を預けるには条件を満たし、書類審査に通過する必要があります。保育所に子供を預けるための条件は、保護者が仕事や疾患のため保育ができないことです。預かり対象年齢は0歳~5歳の乳幼児であり、子供たちの成長を支援する目的で運営されています。保育所では、保育の資格を持った職員が子供たちの世話をしてくれます。保護者も安心して子供を預けることができるでしょう。運営時間は施設によって異なりますが、出勤前の7時から仕事終わりの19時まで預かってくれる所が多いです。中には、21時まで残業があった際にも預かってくれる施設もあります。託児所も保育所も、保護者の育児を助けてくれる存在です。子供と離れている時間があるからこそ会えた時に嬉しくなるので、その日どんなことがあったのか話を聞いてあげましょう。